椿山課長の七日間 デラックス版

アイテム詳細

浅田次郎
川口晴

ジェネオン エンタテインメント

グループ:DVD

ランキング:9141

価格:¥ 3,416

発売日:2007-06-04

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レビュー(Amazon.co.jp)

???浅田次郎の同名小説を映画化したファンタスティック・ヒューマン・コメディ。脳溢血で突然死してしまった椿山課長(西田敏行)は、天国と地獄の中間にあるお役所の役人(和久井映見)のはからいで、1週間だけ現世に戻ることが許されたが、正体がばれないよう、なんと絶世の美女(伊東美咲)の姿と化して降臨してしまう! つまりここでは伊東美咲が西田敏行を演じるという、とてつもないギャップがおもしろさの根幹となるわけで、伊東は持ち前の美貌をかなぐり捨ててガニマタ歩きの大奮闘。また、彼(彼女?)以外にもあの世からのお仲間がいて、特にヤクザの組長(綿引勝彦→成宮寛貴)のエピソードがいい。また中盤、成宮と伊東がキスしかけるシーンがあるが、それは裏を返すと綿引と西田がキスしようとしているわけで、一瞬この2人がキスしようとしているイメージショットが挿入されて、観る者はゲゲッとなる。そのタイミングなども実に笑えていい。そしてクライマックスは、余貴美子がすべての印象をかっさらう好演であった。(増當竜也)

カスタマーレビュー

伊東美咲の演技で救われた。  (2008-06-23)
 子供にとっては迷惑深刻極まりない問題や状況が、あまりにもテキトーに軽〜く無神経に笑いとお涙頂戴の道具にされ、親としての、大人としての責任の欠如が都合良く「感動エンターテイメント」にすり替わる。 とてもじゃないが「珠玉の感動ファンタジー!」などと楽しめるような代物ではなかった。 
 パチンコやるので車内に放置、親の恋人に死ぬまでボコボコ、給食費は払いません、そういった大人の存在に誰も驚かなくなってしまった今の時代に、ある意味非常にピッタリの感動ファンタジーなのかも。
 朝の連ドラで里親に取り組む役を演じている西田敏行が主演だったのも、爺さんが「怒りの小金治」なのも皮肉な話だ。 唯一の救いは全てをアホらしく思わせてくれた「女優」伊東美咲。

日本の映画でこんなに泣けたの「よみがえり」以来です  (2008-06-17)
いや〜感動しました!!最後とか皆すごい切ない涙が出まくりです。

もともと小説だったそうで、漫画にしてもそうですがそれを映画化すると失敗が今まで見てた感じからして多いので、どうなんだろうなぁ〜小説見てないとわからない部分とかあるんじゃないの?と思いながら見ましたが、見事に泣かされました。

話としては椿山さんが主人公ではあるんだけど、自分が先立ってしまったことを部下に対して心配するがヤクザの親分と本当の親に会いたいながらも命を落としてしまった子供がサブ主人公として描かれます。
最終的には皆生まれ変わり時間切れすれすれで悩みや願いが叶いまたあの世へと旅立てるのですが、せっかく親に会えたのに自分はもう死んでしまっているからこれ以上の親への愛情は望めない子や、部下の早まった行為を何とか身をていして防いだ親分、そして消え際に誤って撃ってしまったのが本当は誰なのか気づき号泣する部下。
最後に自分が死んだことによって今まで見えなかった自分の身の回りのことが嫌と言うほど見せられて絶望した椿山さんだけど以外にも自分を思ってくれてった人が近くにいて、あの世に旅立つ前にその人に自分の気持を伝えられたシーンなど本当に感動しまくりでした。

設定としても脂ぎったおじさんが仮の姿で綺麗な女性として生まれ変わるというのも面白い設定でした、伊東さんは落ち着いた感じ・上品さが良い女優さんですね。

もうこれ個人的には買いな作品でした。

おとぎ話にしたのは正解  (2008-06-15)
「えっ、突然死した西田敏行が伊東美咲になってよみがえるって?」
どうせ、伊東に「おじさんくさい演技」をやらして笑いをとるコメディーだろう、と軽く考えて映画(DVD)をみた。確かに伊東の演技はオーバーアクトでおもしろい。むろん、見る人を「感動させるつぼ」も用意されている。
しかし、見終わった後にある疑問が残った。あの浅田次郎がこんな「美談」を書いたのだろうか。

原作は堂々とした長編小説で登場人物も多く、その性格描写も緻密である。しかし、一番目についたのは、椿山課長は愛すべき人物だが、「できた人」ではないということ。やくざの組長、小学生、そして椿山の父親の方が「自分の信念に忠実」である。そして、椿山の元の彼女(佐伯知子)の深い愛情。椿山は彼らに教えられる立場だ。
中陰役所もお役所そのもの。「自分の良心に忠実かどうか、社会規範に合っているかどうか」ではなく、「ルールに違反してないか否か」だけが判断基準となっている。浅田の用意した「辛辣な結末」は、「この世の実態」に対する「痛烈な皮肉」ともとれる。

おそらく映画の制作者は原作を生かしつつ、観客に「今日の映画はよかった」と思わせることを最優先したのだろう。いや、「目に見えているのが仮の姿で本当は誰かということ」を「思いを伝えたい相手」が理解できない話なら、この映画の魅力は半減する。

西田敏行はこの映画を「おとぎ話」と言った。「こども騙し」という意味ではない。よみがえった三人をはじめ多くの登場人物が、改悛した者も含めれば「自分の良心に忠実に」行動しているからである。

「絶対に伝わってる。奇跡はあるんだよ」(泣)  (2008-04-26)
最初の天国の入り口のシーンはあれっ、と思う。ぎこちない導入部。西田敏行演じる椿山が一瞬にして伊東美咲演じる椿に変わってしまう。よって、このおとぎ話は伊東美咲をはじめ、黄泉がえる役者たちの演技が良くないと、全く感情移入できなくなってしまう。しかし、そんな心配は無用だった。成宮寛貴や志田未来の芝居も素晴らしく、どんどん引き込まれて行ってしまう。特に志田未来。親子の再会を果たすシーンなど、あの年でこりゃまいったなあ、ぐらいの凄さである。「泣き」の演技ではない、本当に天国から帰ってきていると思わせる感情の表現力が凄いのだ。TVドラマが多いが、これからはスクリーンで輝いてほしい。数日間だけ、残したものの清算にくる話は塩田作品「この胸いっぱいの愛を」でも描かれていたが、一番の差は質感の高さだろう。終盤、椿が「絶対に伝わってる。奇跡はあるんだよ」と息子に語りかけるシーンは、それまでの説得力ある展開があったからこそ生きた、涙なしには観られない名場面である。横浜高島屋が撮影に協力するなんて、ちょっとびっくりだったが、協力した甲斐はあった。次世代に残せる傑作である。

涙が溢れた感動作です。  (2008-01-28)
和久井映見の演技が好きなので、手当たりしだいにVTRを見ようと思い、この作品を手にしました。

それにしても、感動・感動・感動です。
年とともに涙もろくなった僕ですが、今回の作品で何度涙したことか・・・
中でも、
・市毛良枝が志田未来を見つめる眼差し、そして抱いてあやまるシーン
・余貴美子が鼻をつまんで西田敏行と別れるラストシーン
は嗚咽状態でした・・・
何度も繰り返し見たい作品です。こんな作品は初めてです。

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